- 2024/02/14 掲載
米ロビンフッド、第4四半期は予想外の黒字 金利収入増や取引回復で
[13日 ロイター] - 米新興ネット証券のロビンフッド・マーケッツが13日発表した第4・四半期決算は、予想外の黒字となった。顧客のローン返済による金利収入増加や取引の回復が寄与した。株価は引け後の時間外取引で10%急伸した。
高金利環境が、ロビンフッドを含む金融業界全体に恩恵をもたらしている。
ジェーソン・ワーニック最高財務責任者(CFO)は決算発表後の電話会見で、現在のマクロ経済状況を踏まえて収益を見ると、預金の20%超純増継続などにより2024年に力強い成長が見込まれると述べた。
第4・四半期の1株当たり純損益は0.03ドルの黒字。LSEGがまとめたアナリスト予想は0.01ドルの赤字だった。
純金利収入は2億3600万ドル。前年同期は1億6700万ドルだった。
トレーディング収入は前年比8%増の2億ドルで市場予想を上回った。主に暗号資産(仮想通貨)がけん引した。
トレーディング業務の市場シェアは前年同期比で株式が14%、オプションが19%拡大した。
ユーザー1人当たりの平均収入は23%増加したが、月間アクティブユーザー数は4%減少した。
収入は4億7100万ドル。市場予想の4億5681万ドルを上回った。
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