- 2024/02/14 掲載
米リフト、第4四半期は利益が予想上回る コスト削減奏功
[13日 ロイター] - 米配車大手リフトが13日発表した第4・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。コスト削減が奏功する中、2024年に初めてフリーキャッシュフローがプラスになるという。
株価は引け後の時間外取引で一時61%急伸し、時価総額が約30億ドル増加した。ただ、エリン・ブリューワー最高財務責任者(CFO)が電話会議で、コア利益は24年に50ベーシスポイント(bp)拡大し、総取引高を示すグロスブッキングの2.1%相当になる見込みだと述べたことから、上げ幅は17%に縮小した。同社は発表文で500bp拡大するとしていた。
同社は昨年、収益性を追求するためレイオフや経営層の削減など積極的な再編計画を実施した。
デビッド・リッシャー最高経営責任者(CEO)は空港でのピックアップ改善なども昨年の成長に寄与したと述べた。
第4・四半期の調整後コア利益は6660万ドルで、市場予想の5620万ドルを上回った。売上高は4%増の12億2000万ドルで、市場予想と一致した。
24年第1・四半期の調整後利払い・税・償却前利益(EBITDA)見通しは5000万─5500万ドルとし、予想の4630万ドルを上回った。
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