- 2024/02/13 掲載
地銀、純利益6.9%減=貸し倒れ備え3割増―23年4~12月期
地方銀行73社・グループの2023年4~12月期決算が13日、出そろった。5割強の38社は増益または黒字転換となったものの、連結純利益(一部単体)の合計は8177億円と前年同期比6.9%減少した。金利上昇を受けた利ざやの改善で業績が押し上げられた銀行が増えた一方、物価高や人手不足の影響による企業倒産リスクに備える費用がかさんだ。
単体ベース(91行)では、純利益合計が0.4%の微増。ただ、取引先の倒産などに備える与信関係費用の合計は818億円で、前年同期から3割膨らみ、全体の6割に当たる53行で利益の押し下げ要因となった。
【時事通信社】
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