- 2024/02/10 掲載
米利下げの緊急性感じず、リスクはより均衡=ダラス連銀総裁
ローガン総裁は「経済上のリスクはより均衡しつあるが、時間をかけ、引き続きデータを精査する必要があると思う」と述べた。
前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きを支持したとし、「足元、追加的な調整の緊急性は全く感じていない」と強調。労働市場は依然ひっ迫しており、「これまで確認されているインフレ面での進展が中期的に持続するかどうかという自信を高める」ことを望むとした。
「インフレは引き続き目標近辺で維持され、成長は健全、労働市場は緩和しつつも引き続き堅調で、見通しはかなり良好」とも述べた。
同時に、地政学的な緊張やサプライチェーンに絡む新たな問題がインフレの進展を停滞もしくは逆行させるといったリスクは存在すると指摘した。
また、米連邦準備理事会(FRB)によるバランスシートの縮小は「順調に進んでいる」としつつも、詳細には踏み込まなかった。
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