- 2024/02/10 掲載
三菱電労組、一時金6.3カ月要求=富士電機は6.2カ月―春闘
三菱電機の労働組合が2024年春闘で、一時金として年6.3カ月分(前年は6.1カ月)を要求する方針であることが9日、分かった。好業績を踏まえ、18年と19年の年6.43カ月に迫る高水準。富士電機の労組も前年の6.0カ月を上回る6.2カ月の要求で調整している。
2月中旬に開催する各労組の中央委員会で正式決定する。23年に年6.3カ月の一時金を求めた日立製作所の労組も、好業績を勘案して前年と同水準の要求を検討しているとみられる。
電機大手の労働組合は、賃金を底上げするベースアップ(ベア)の要求額を大手12労組でそろえる「統一闘争」を行っている。24年春闘では、ベアは現行の要求方式で過去最高となる1万3000円以上を要求。一時金は年5カ月を中心に、最低基準を4カ月と定めている。NECや東芝などは一時金を業績連動としている。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR