- 2024/02/09 掲載
東京株、連日のバブル後高値=好決算で買い、一時3万7000円台
9日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅ながら続伸し、前日に続きバブル経済期の1990年2月以来34年ぶりとなる高値を付けた。決算が好感された銘柄を中心に買いが入り、日経平均は一時3万7000円台に上昇した。終値は前日比34円14銭高の3万6897円42銭。
8日の取引終了後、ソフトバンクグループが発表した決算は2023年10~12月期純損益が黒字となり、9日の同社株は大きく値を上げ、日経平均を支えた。
ただ、プライム市場全体では6割を超える銘柄が下落し、東証株価指数(TOPIX)は反落して終了した。午前中に一時400円超上昇した日経平均も午後は上げ幅を縮めた。市場では「企業業績の伸び方に対し株価の上昇ペースが速く、一段と買い上がる動きは鈍っている」(大手証券)との声が聞かれた。
【時事通信社】
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