- 2024/01/30 掲載
トヨタ、5万台の所有者に運転中止を勧告 リコール修理要請
David Shepardson
[ワシントン 29日 ロイター] - トヨタ自動車は29日、タカタ製エアバッグのインフレーターが爆発し運転手が死亡する可能性があるとして、5万台の所有者に対し直ちにリコール修理を受けるよう要請していると発表した。
今回のリコールで運転中止が勧告された対象車両は、タカタ製エアバッグのインフレーターを搭載している2003─04年モデルのカローラの一部、03─04年モデルのカローラ・マトリックスの一部、04─05年モデルのRAV4の一部。
トヨタによると、RAV4のリコールは運転席用エアバッグを対象とし、その他のリコールは助手席用エアバッグのみを対象としている。また、カローラとカローラ・マトリックスの一部モデルでは、衝突がなくてもエアバッグが展開する可能性があるとして、2つ目のリコールに該当する車両もあるという。
タカタ製エアバッグの古いインフレーターを搭載した車両については、死亡事故後に他の自動車メーカーから運転中止勧告が出されたことがある。トヨタは今回の勧告がいずれかの車両に関わる重傷事故や死亡事故によって出されたものかどうかについては回答を避けた。
米道路交通安全局(NHTSA)からはコメントを得られていない。
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