- 2024/01/30 掲載
中国BYD、23年純利益は最大86.5%増 販売好調とコスト削減で
中国・深セン証券取引所に投函した発表資料によると、純利益は290億―310億元(40億4000万―43億2000万ドル)となり、前期と比べた伸び率は74.46―86.49%だったと見込んだ。
BYDは「業界の激しい競争にもかかわらず当社の利益は大幅に改善し、強じんさを示した」とし、外国での海外販売の 「急成長」と規模の経済、サプライチェーン(供給網)でのコスト管理などが今回の業績につながったとコメントした。
ただ、22年通期に166億元と、前期の約5.46倍に膨らんだのに比べるとはるかに小幅な伸びにとどまる。
競合相手の米EV大手、テスラは23年通期決算の純利益が前期比19.4%増の150億ドルだった。
BYDの23年通期のEV販売台数は前期比61.9%増の約302万台だった。
BYDの23年第4・四半期のEV販売台数は52万6409台となり、48万4507台だったテスラを上回って四半期として初めてEV世界首位に浮上した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR