- 2024/01/26 掲載
型式指定の再取得目指す=取り消し3車種、リース対応も―ダイハツ
ダイハツ工業による認証不正で、国土交通省が大量生産に必要な「型式指定」を取り消したトラック3車種について、同社は26日、再発防止策を講じた上で型式指定の再取得を目指す方針を明らかにした。
取得手続きは通常2カ月程度かかるとされるが、不正の影響で「一般車より時間がかかる」(広報)ため再取得の時期は見通せないという。それまでは新車販売ができず、買い替えを希望する顧客にはリースなどの対応も検討する。
国交省が型式指定を取り消したのは、「グランマックス」など3車種。ダイハツによると、いずれも水道工事業者らの利用が多く、積載量の違いなどから他メーカーで代替できる車種は少ない。
ダイハツは認証不正を受け、昨年12月下旬から国内全工場の稼働を停止。系列の販売店には顧客からの苦情が相次いでいるほか、新車購入契約の1~2割でキャンセルが発生したという。
【時事通信社】 〔写真説明〕ダイハツ工業本社=大阪府池田市
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