- 2024/01/26 掲載
LGエナジー、第4四半期は43%増益、OEM在庫管理で需要鈍化も
[ソウル 26日 ロイター] - 電気自動車(EV)向け電池の世界的大手、韓国LGエナジー・ソリューション(LGES)が26日発表した2023年第4・四半期決算の営業利益は前年同期比43%増の3380億ウォン(2億5240万ドル)だった。
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)との米合弁工場で生産が増加したためで、LSEGスマートエスティメートが集計した市場予想2980億ウォンを上回った。
同社は今年の経営を取り巻く環境について「金属価格の持続的な下落に加え、相手先ブランドによる生産(OEM)で慎重な在庫管理が見込まれることから、世界のEV向け電池事業の需要は一時的な鈍化が予想される」と指摘した。
また、今年のリスクとして自動車メーカーのEV移行ペースの変化や欧州での競争激化、米大統領選挙を含めた政治的な不透明感を挙げた。
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