- 2024/01/26 掲載
東京メトロ株売却、関係者と協議しながら進めていく=小池都知事
Shinichi Uchida
[東京 26日 ロイター] - 東京都の小池百合子知事は26日の記者会見で、都が2024年度予算案に東京地下鉄(東京メトロ)株式の売却費用を計上したことに関連し「具体的には今後、関係者と協議しながら進めていくことになろうかと思う」と語った。売却時期に関しては「市場が関係することなので公正な方法で決定することも必要だ」として、具体的な言及は控えた。
東京メトロ株の売却を巡っては、日本経済新聞電子版が同日、政府と東京都が株式売却を24年度中にも始めると報じた。
東京メトロの株主構成は政府53.4%、東京都46.6%。2023年3月期の連結営業収益は3453億円、純利益は277億円。23年4─9月期は営業収益1917億円、純利益242億円、純資産は6457億円だった。
22年5月には、財務省が株式売却を担う主幹事証券に野村、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー、海外区分としてゴールドマン・サックス、BofAを選定した。
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