- 2024/01/26 掲載
英ロイズ銀、国内支店で1600人削減へ デジタルサービスに移行
[ロンドン 25日 ロイター] - 英ロイズ銀行は、国内の各支店において約1600人を削減する。デジタルサービスへの移行に向けた経営改革の一環だ。広報担当者が25日明らかにした。
過去1年でロイズ銀行は堅調な利益を計上してきた。しかし厳しい経済環境や競争激化による収益圧迫などを受け、コストを削る新たな取り組みを打ち出した。ライバルのバークレイズも昨年、数千人規模の人員削減に動いている。
ロイズ銀行の広報担当者によると、こうした改革の中には、顧客の金融取引上の目的をきめ細かく把握し、店舗網やビデオ通話、電話などを通じた接客に生かすための「リレーションシップ・グロース」部門を強化し、830人を配置する計画も含まれる。
そのため差し引きの減員数はおよそ769人になるという。
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