- 2024/01/25 掲載
荘内銀と北都銀、合併へ=26年度、フィデアHD傘下
フィデアホールディングス(HD)は25日、傘下の荘内銀行(山形県鶴岡市)と北都銀行(秋田市)が2026年度の合併を検討すると発表した。東北地方で県境をまたぐ初の広域地銀が誕生する。超低金利や人口減少が続き収益力が落ち込む中、合併により経営効率化を目指す。
フィデアHDは同日午後、仙台市内で記者会見を開き、両行の合併について説明する。
フィデアHDは09年に両行が経営統合して発足。本部機能や事務部門の統合など、経営改善策を進めてきた。23年2月には公的資金を完済した。
新たな銀行の名称は未定。合併準備委員会を設置し、基本合意を経て26年度中の合併を目指す。合併により、両県をまたぎ東北地方広域でのビジネスマッチングや事業再生支援などの分野での相乗効果を期待。システムや事務手続きの完全共通化でコストを削減する。
【時事通信社】
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