- 2024/01/25 掲載
米当局、ボーイング737生産拡大禁止 事故機は運航再開へ
[ワシントン 24日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は24日、ボーイングの旅客機「737 MAX」シリーズについて、飛行中に事故が発生した「737MAX9」を含め生産拡大を認めない方針を示した。一方、運航停止となっている737MAX9は点検終了後に運航再開を認めると明らかにした。
同社の737MAX9は1月5日に飛行中にドアが吹き飛ぶ事故が発生し、アラスカ航空やユナイテッド航空が運航停止を命じられている。
FAAは「品質管理上の問題が解決されるまでボーイングからの生産拡大や737MAXの追加生産ラインの求めには応じない」とした。
ボーイングの生産計画に今後どのような影響を及ぼすかは不明。MAXシリーズには稼ぎ頭の「737MAX8」も含まれる。
737MAX9については、点検終了後に航空各社に運航再開を認めると説明した。アラスカ航空は26日に運航を再開すると発表した。
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