- 2024/01/12 掲載
ファーストリテが5%超高、決算や日本株再評価で
23年9─11月期決算は、連結営業利益が前年同期比25.3%増の1466億円だった。海外ユニクロ事業が北米、欧州で予想を上回ったほか、コロナ渦から回復した中国もほぼ計画通りだった。きょうは1月限SQの算出日となっており「業績の悪化を見越していた投機筋によるショートカバーが上昇に弾みをつけている」(同)という。
日経平均は前日までの4営業日で約1760円上昇している。背景には新NISA(少額投資非課税制度)開始に伴い個人投資家の資金の流入しているとの思惑や、東証改革への期待で海外投資家による日本株の再評価がある。ファーストリテイリングの日経平均のウエートは約11%。「日本株を代表する銘柄になっており、勝手に資金が流れていくという側面もある」(同)とみられている。
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