- 2024/01/11 掲載
日本橋に84メートル木造ビル=26年完成、国内最高層―三井不動産・竹中工務店
三井不動産と竹中工務店は11日、東京・日本橋で地上18階、高さ84メートルの木造賃貸オフィスビルの建設を開始したと発表した。2026年完成予定で、木造ビルでは銀座にあるヒューリックの商業ビル(地上12階、高さ60.5メートル)などを抜き、完成時点で国内最高層となる見通し。
ビルは鉄骨と組み合わせたハイブリッド構造で、延べ床面積は約2.8万平方メートル。1100立方メートル超の国内木材を使い、同規模の鉄骨ビルに比べ建築時の二酸化炭素(CO2)排出量を3割削減する効果があるという。竹中が開発した3時間の耐火性能を持つ集成材も初めて実用化する。
【時事通信社】
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