- 2024/01/11 掲載
米シティ、第4四半期に特別費用と引当金で38億ドル計上へ
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米金融大手シティグループは10日の届出書類で、2023年第4・四半期決算報告において特別費用と引当金として計38億ドル前後を計上すると明らかにした。
アルゼンチンとロシアなど米国外の通貨エクスポージャーに13億ドルの引当金を積むほか、リストラ関連費用として7億8000万ドル、シリコンバレー銀行破綻に伴う連邦預金保険公社(FDIC)基金補充費用としておよそ17億ドルを計上する。
マーク・メーソン最高財務責任者(CFO)は「当社が決算発表予定日に先立って関連情報を示すことは珍しいが、信頼性の構築と透明性確保へのコミットという面でこれが賢明な手順だと考えた。今回開示した項目によって当社の戦略が変わることはない」と述べた。
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