- 2024/01/11 掲載
独BMW、2027年からミュンヘン工場をEV専用に改修
新たな車両組み立てラインと車体工場などを配置する4棟を建設する。従来のエンジン生産は英国とオーストラリアに移しており、従業員1200人は再教育を受けるほか、異動している。
他の自動車メーカーとは異なり、BMWは内燃エンジン車の生産終了の目標を設定していないが、35年からガソリン車とディーゼル車の新車販売を事実上禁じる欧州連合(EU)規制に直面している。
BMWの完全電動車は昨年の販売台数全体の15%を占め、この割合は26年までに約33%に拡大する見込みだ。
同社は昨年9月、IAA自動車ショーで新しい「ノイエ・クラッセ(ニュー・クラス)」ブランドのEVを披露した。
このEVは現在のベストセラーである「3シリーズ」のモデルとほぼ同じサイズで、26年からミュンヘン工場でガソリン車と並行して生産する。このほかハンガリーで建設中の新工場や、中国とメキシコの工場でも生産される。
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