- 2024/01/11 掲載
世界EV販売、23年は31%増に伸び鈍化=市場調査会社
[ロンドン 11日 ロイター] - 市場調査会社ロー・モーションは、電気自動車(EV)の2023年世界販売台数が31%増加したと明らかにした。伸び率は22年の60%から鈍化した。
同社のデータマネジャー、チャールズ・レスター氏は「成長ペースは鈍化しているが、このような成長市場では予想されることだ」と述べた。
同氏によると、昨年の伸び率は同社予測とほぼ一致。24年については25─30%成長を見込んでいる。
また、12月の販売台数は月間過去最高の150万台に達したという。
23年に販売されたEV1360万台のうち、完全に電動化された電気自動車(BEV)が950万台を占め、プラグインハイブリッド車(PHEV)が残り占めた。
BEVの販売台数は米国とカナダで50%急増し、欧州と中国ではそれぞれ27%と15%増加した。
レスター氏によると、24年の欧州販売はドイツが昨年にEV補助金の打ち切りを決定したことで影響を受ける可能性がある。
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