- 2024/01/11 掲載
米LNG輸出認可の遅延や停止懸念=API会長
[ワシントン 10日 ロイター] - 米石油協会(API)のソマーズ会長は10日、同国産液化天然ガス(LNG)輸出について、規制当局が認可を遅らせたり停止したりすれば、欧州やアジアの同盟国がリスクにさらされると懸念を示した。
バイデン政権は、LNG基地の整備や拡張事業を認可する上で、気候変動に関する基準を考慮するかどうか検討していると報じられていた。
ソマーズ会長はAPIのイベントで、米国が輸出したLNGが海外で石炭に取って代わることで世界的な二酸化炭素(CO2)の排出削減につながっていると訴えた。
米エネルギー省によるLNG輸出許可の審査期間は、トランプ前大統領政権下の7週間から、バイデン政権では11カ月以上に延長された。
米政治専門メディアのポリティコが9日、事情に詳しい関係筋の話として報じたところによると、エネルギー省とホワイトハウスの関係者は、ガス輸出事業案が国益に見合うかを判断する際、気候変動を考慮すべきかどうかの是非について協議している。
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