- 2023/12/30 掲載
米国株ファンドの週間資金流入額、半年ぶり大きさ=LSEG
11月のインフレ率がさらに鈍化したのを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が来年早期に利下げを始めるとの観測が強まったのが後押しした。
22日に発表された11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は3年半超ぶりに前月比で低下。前年同月比のインフレ率は2.6%まで縮小した。
米大型株ファンドに89億3000万ドル、小型株ファンドに36億3000万ドル、マルチキャップファンドに6億4200万ドルがそれぞれ流入。
一方、中型キャップファンドからは6億6500万ドルが流出した。
米国の部門別株式ファンドからは約11億9000万ドルが流出。消費者関連株は9億2400万ドル、ヘルスケア株は7億2100万ドルのそれぞれ純流出となった。
債券ファンドは800万ドル相当の純流入となり、資金流入は5週ぶり。
米一般課税債券ファンドは18億3000万ドル、短・中期投資適格級ファンドは2億1000万ドルのそれぞれ買い越しとなった。
これに対し、短・中期国債ファンドは約19億2000万ドルの売り越しとなった。
LSEGのデータによると、米国投資家はマネー・マーケット・ファンド(MMF)を約96億8000万ドル相当買い越し、3週ぶりの純流入となった。
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