- 2023/12/20 掲載
米一戸建て住宅着工件数、11月は18%増 金利低下が恩恵
10月の一戸建て住宅着工件数は96万9000戸と、従来の97万戸から若干下方修正された。
11月の一戸建て住宅の建設許可件数は0.7%増の97万6000戸。一戸建ては住宅建設全体の大部分を占める。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げ局面は終了した可能性があると示唆する中、米国では金利が低下。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、30年固定住宅ローン金利の先週の平均は6.95%と、8月以来の低水準を付けた。
5戸以上の集合住宅の着工戸数は8.9%増の40万4000戸。ただ、建設中の集合住宅が多いため着工は鈍化しつつある。
一戸建てと集合住宅を合わせた全体の着工件数は14.8%増の156万戸。ロイターがまとめた市場予想は136万戸だった。
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