ＮＴＴ西日本の子会社で元派遣社員が不正に顧客情報を持ち出した問題に関し、会社側は１９日、流出件数が従来の約９００万件から９２８万件に拡大したと発表した。流出被害を受けた企業や自治体も、５９団体から６９団体に増えた。今後さらに流出件数が増える可能性があるという。

ＮＴＴ西日本子会社のＮＴＴビジネスソリューションズ（大阪市）は１０月、元派遣社員がコールセンターシステムを提供するＮＴＴマーケティングアクトＰｒｏＣＸ（同）の顧客情報をＵＳＢ端末で持ち出したと発表していた。一部は名簿会社に渡った可能性がある。

【時事通信社】