オリエンタルランドは、来年６月６日に開業する東京ディズニーシー（ＴＤＳ、千葉県浦安市）の新エリア「ファンタジースプリングス」で、全てのアトラクションに優先的に乗れるチケットを販売することが１４日、分かった。エリア内に新設するホテルの宿泊者のみ購入できる。価格は需要に応じて変動する仕組みで、大人１日券は２万２９００～２万５９００円。

事実上の入場制限を導入することについて、広報担当者は「開業当初は混雑が予想されるので、エリア内で快適に過ごしてもらう選択肢として用意した」と話す。

通常のＴＤＳの入園チケットで新エリアで遊ぶには、アトラクションごとに無料で発行される優先入場券「スタンバイパス」か、時間指定ができる有料の「ディズニー・プレミアアクセス」が必要となる。

新エリアは、「アナと雪の女王」などの人気映画の世界観を再現した三つの区画と一つのホテルで構成され、四つのアトラクションがある。

【時事通信社】