- 2023/12/14 掲載
円急騰、一時140円台=米国の早期利下げ観測で―東京市場
14日の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=140円台後半に急騰した。7月末以来、4カ月半ぶりの高水準。米国の早期利下げ観測が高まり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がった。午後5時現在は142円01~02銭と前日比3円79銭の円高・ドル安。
米連邦準備制度理事会(FRB)は13日、最新の政策金利見通しを公表し、来年の利下げ回数の想定を従来の2回から3回に拡大。パウエル議長は記者会見で「(利下げ開始時期が)視野に入っている」と述べた。「事前予想よりも利下げに積極姿勢」(外為仲介業者)と受け止められて米長期金利が急低下し、東京時間に一時140円96銭まで上昇した。
【時事通信社】
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