- 2023/12/14 掲載
東芝、買収陣営から取締役6人=島田社長は続投、非上場化後の新体制
東芝は14日、非上場化後の新たな経営体制を発表した。取締役7人のうち、続投する島田太郎社長以外は、東芝を買収した国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)と出資会社からの人員で構成。東芝は買収側が主導して経営の立て直しを図る。
今月22日に予定する臨時株主総会で承認後、発足する。JIPから馬上英実社長、稲垣伸一副社長、原島克取締役ら4人が東芝の取締役に就任。馬上氏は取締役会議長も務める。出資会社からは勝野哲中部電力会長、井田明一オリックス事業投資本部副本部長が参画する。
元三菱自動車副社長でJIP副会長の池谷光司氏は取締役に加え副社長も務める。専務執行役員には三井住友銀行上席顧問の小塚文晴氏が就く。
【時事通信社】 〔写真説明〕東芝の島田太郎社長(同社提供)
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