- 2023/12/14 掲載
円急騰、一時140円台後半=米早期利下げ観測―東京市場
14日の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=140円台後半に急騰した。7月末以来、4カ月半ぶりの高水準。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が台頭し、日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がった。午後1時現在は141円40~41銭と前日比4円40銭の円高・ドル安。
パウエルFRB議長は13日の記者会見で、利下げ開始時期が「視野に入っている」と発言。2024年に複数回の利下げに踏み切るとの見方が広がり、米長期金利は急低下した。市場では「米利下げ観測と日銀のマイナス金利政策の早期解除への思惑が相まって、円買いが強まった」(FX会社)との声が聞かれた。
【時事通信社】
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