- 2023/12/14 掲載
機械受注、10月は前月比プラス0.7% 「足踏みがみられる」は維持
[東京 14日 ロイター] - 内閣府が発表した10月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除く民需の受注額(季節調整値)は前月比プラス0.7%と、2カ月連続で増加した。前年同月との比較ではマイナス圏にとどまり、「足踏みがみられる」としてきた判断は据え置いた。
船舶・電力を除く受注額は8587億円となった。製造業が対前月比でプラスに転じたほか、非製造業もプラスを維持した。官公需や外需はマイナスだった。
機械受注統計によると、船舶・電力を除く受注額は原系列による対前年同月比ではマイナス2.2%だった。ロイターの事前調査では前月比0.5%減、前年比では5.1%減と予想されていた。公表された数値はいずれも予想を上回った。
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