• 2023/11/08 掲載

中国乗用車販売、10月は前年比+9.9% 11月は20%以上増加へ

ロイター

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[北京/上海 8日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が8日発表した10月の国内乗用車販売は前年同月比9.9%増の205万台だった。3カ月連続の増加。メーカー各社が年間販売目標の達成を急いでいる。

CPCAは11月の販売が20%以上増加すると予測した。

1─10月の販売は前年同期比3%増の1746万台。8月は2.2%増、9月は4.7%増だった。

10月の新エネルギー車(NEV)の販売は前年同月比37.5%増。乗用車販売全体の37.4%を占めた。景気回復の兆しが見られる中、9月の22.1%増から加速した。

中国では電気自動車(EV)よりも経済的なプラグインハイブリッド車の人気が高く、理想汽車(リ・オート) や比亜迪(BYD)などが市場シェアを拡大している。

BYDの10月の乗用車販売は前年同月比38.4%増の30万1095台。10%以上が輸出向けだった。年間販売目標300万台の達成に向け、11月に一部の売れ筋モデルを期間限定で値下げしている。

米EV大手テスラの10月の中国製EV販売は前月比2.6%減、前年同月比0.6%増と低迷した。CPCAのデータによると、テスラが10月に輸出した中国製EVは4万3489台で、9月の3万0566台から42.3%増加した。

10月の中国の乗用車輸出は前年同月比49%増。9月は50%増だった。

テスラが今年始めた値下げ競争でEV専業メーカーの利益率は低下しており、生き残りをかけたコスト削減や提携が進められている。

新興EVメーカー、浙江零?科技(リープモーター・テクノロジー)は欧州系自動車大手ステランティスと提携。同業の蔚来汽車(NIO、ニオ)は今月中に従業員を10%削減する計画を発表した。競争が激化する中、効率改善とコスト圧縮を目指す。

CPCAの幹部は「自動車部門はすでに非常に悲惨な状態にある。9月の利益率はわずか4.5%と、過去最低水準だ」と述べた。

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