• 2023/09/27 掲載

午前の日経平均は続落、米金利高止まりを警戒 半期末需給の思惑も

ロイター

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Noriyuki Hirata

[東京 27日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比151円34銭安の3万2163円71銭と続落した。米国市場で金利高止まりを警戒して株安となったことが嫌気された。朝方には幅広く売られ、心理的節目の3万2000円を1カ月ぶりに下回る場面もあった。

日経平均は291円安で寄り付いた後も一時354円安の3万1960円32銭に下げ幅を拡大し、節目を割り込んだ。米ハイテク株安が嫌気され、朝方には指数寄与度の高い半導体関連株などのマイナスが目立った。

その後、半導体関連株は徐々に下げ幅を縮小したりプラスに転換し、日経平均も下げ渋った。アジア時間の米長期金利の上昇一服が意識され「米ハイテク株安の割に、グロース株売りは強まっていない」(国内証券のアナリスト)との指摘もあった。

きょうは権利付き最終売買日となり、市場では期末の需給に伴う思惑も交錯したとみられている。「正攻法では配当取り狙いの買いなので、大引けにかけて高配当株への買い戻しが入るかがポイント」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との声が聞かれた。 あすは配当落ちだが「配当再投資への思惑は支えになりそうだ」(増沢氏)のいう。

TOPIXは0.37%安の2363.24ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6540億9500万円だった。東証33業種では、値上がりは医薬品や不動産、石油・石炭製品など9業種で、値下がりは電気・ガスや海運、ゴム製品など24業種だった。

第一三共やキーエンスがしっかり。ソニーグループは小高い。一方、ニデックやホンダ、三井住友FGは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが629銘柄(34%)、値下がりは1116銘柄(60%)、変わらずは91銘柄(4%)だった。

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