- 2023/09/27 掲載
オカムラ食品工業、きょうスタンダード上場=サーモンの養殖販売
サーモン養殖や水産品の加工販売を手掛けるオカムラ食品工業(青森市、岡村恒一社長)が9月27日、東証スタンダード市場に上場する。公募で調達見込みの16億3200万円は、グループの経営課題と位置付けるサーモンの国内養殖量の拡大に向け養殖場の建設資金などに充てる。
1971年創業。創業時から行うイクラなど魚卵を加工販売する国内加工事業に加え、現在はサーモンを仕入れてベトナムやミャンマーなどですし用にスライスして販売する海外加工事業、サーモンの養殖事業、台湾やシンガポールといった東南アジア向けに日本食材を現地の日系スーパーやすし店に販売する海外卸売り事業を展開する。足元では国内加工事業の利益が一番大きいが、長期的にはサーモンが世界中で需要過多となることから今後は養殖事業に力を入れる。
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