- 2023/09/26 掲載
ヘッジファンド、先週に米国株売り持ち拡大=米ゴールドマン
[ニューヨーク 25日 ロイター] - ヘッジファンドが先週に米国株の売り持ちを拡大したことが、米ゴールドマン・サックスのリポートで分かった。15日と22日を比較すると、S&P総合500種とナスダック総合の下落率は3月以来の大きさを記録した。
セクター別に見ると、一般消費財や工業、金融の売り持ち規模が最も大きくなった。
ゴールドマンのプライムブローカレッジ部門の説明では、ヘッジファンドは過去6週のうち5週で米国株を売り持ちにしている。主な売り持ちの対象は、株価指数や上場投資信託(ETF)といったいわゆるマクロ商品だった。
別のゴールドマンのリポートによると、米国株に対する売り持ちの規模は年初来で20%膨らんでいるという。
一方先週は世界的にヘッジファンドがリスクポジションを圧縮する動きも目立った。日本株では買い持ちと売り持ちの双方を縮小する「デグロッシング」の規模が昨年12月以来の大きさになった。
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