• 2023/09/25 掲載

日経平均は反発、中銀イベント通過で安心感 自律反発も

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Mayu Sakoda

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比276円21銭高の3万2678円62銭と、5営業日ぶりに反発して取引を終えた。日米の中銀会合を波乱なく通過し、安心感が広がった。日経平均は前週末22日までの4営業日で約1100円下落しており、きょうは自律反発を期待した買いも優勢となった。

日経平均は114円高で寄り付いた後、マイナスに転じる場面もあったが後場はしっかりと推移し、大引けにかけて一時319円81銭高の3万2722円22銭で高値を付けた。時間外取引での米株先物が上昇したほか、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどの指数寄与度の高い銘柄を買い戻す動きが活発で、指数を押し上げた。

TOPIXは0.39%高の2385.5ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.39%高の1227.73ポイント。プライム市場の売買代金は3兆1720億7500万円だった。

これまで米国の金融引き締めが長期化するとの見方から売られていたハイテク株がきょうは買い戻され循環物色の流れになっているが、「米長期金利の高止まりは懸念材料で、今後も雇用統計や小売売上高といった経済指標をみながらの展開になるだろう」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声があった。

東証33業種では、値上がりは医薬品、小売、食料品、情報・通信など25業種で、値下がりは銀行、海運、証券など8業種だった。

主力株では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループのほか、アドバンテスト、ソニーグループもしっかり。第一三共は抗がん剤で良好な結果が得られたと発表し7%超高。アステラス製薬もしっかりだった。「秋の学会シーズンを控え、類似の発表を期待した買いがみられる」(国内証券ストラテジスト)という。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1374銘柄(74%)、値下がりは412銘柄(22%)、変わらずは50銘柄(2%)だった。

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