• 2010/07/23 掲載

IHIと東芝、原発向けタービン用機器製造の合弁会社「IHI・東芝パワーシステム」を設立

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HIと東芝は23日、国内外の原子力発電所向けタービン用機器の製造を目的とする合弁会社「IHI・東芝パワーシステム」を設立すると発表した。
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米ウェスチングハウスの訓練用BWR型原子
 IHIと東芝は23日、国内外の原子力発電所向けタービン用機器(ケーシング・ノズルなど)の製造を目的とする合弁会社「IHI・東芝パワーシステム」を設立すると発表した。4月26日発表の基本合意に基づくもので、IHIが52%、東芝が48%を出資し、2011年1月に設立する。

 IHIと東芝は、2006年より、沸騰水型(BWR)原子力発電所の建設および運転保守ビジネスにおいて協業しており、また米ウェスチングハウスのホールディングカンパニーにも出資している。両社は、共同で加圧水型(PWR)原子力市場への参入およびビジネス拡大を図る。

 新会社は、IHI横浜事業所内を拠点とし、東芝が手掛けるBWRおよびPWR原子力発電所向け蒸気タービンのケーシング・ノズルなどの製造を行う。

 IHIは、得意とする原子炉圧力容器や格納容器の製造に加え、従来手掛けていなかったタービン機器製造という新たな事業領域の拡大につなげ、東芝はタービンの生産能力を拡大し、原子力事業のサプライチェーン強化を図る。

 原子力発電所は資源高や地球温暖化防止の観点から、途上国含めて新設、リプレース需要の高まりが注目されている。既に両社はウェスチングハウスを通して米国や英国での原子力関連事業を受注しており、今後の事業強化を図る。日本の原子力関連では日立製作所や三菱重工業も国内外との連携を進めており、グローバル市場での競争を踏まえた合従連衡が進んでいる。

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