ビッグデータ時代の新しいデータベース「NoSQL」は本物か?
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従来、企業はその中で高価値とみられるデータだけを効果的に管理することを考えていたが、1つ1つの価値は低くても集約することで大きな価値を生み出すデータもある。それが「ビッグデータ」の1つの視点だ。
ビッグデータの定義は明確に定まっていないが、Volume(量)、Velocity(頻度)、Variety(種類)、Value(価値)の4つの「V」で語られる。データの持つさまざまな側面を見直し、企業内に眠る知見を掘り起こし、企業の競争力に結びつけようとする動きと言える。
米オラクルのマリーアン・ニーマット氏は、このビッグデータを活用するためには、データのライフサイクルが重要であるとし、その考え方を次のように語る。
「ビッグデータのライフサイクルには『取得』『体系化』『分析』『意思決定』の4つのフェーズがあります。『取得』では、調査やトラッキング、ブログ、ソーシャルメディアなど、さまざまデジタルコンテンツからデータを集めます。次にそれを保存して『体系化』します。そして、体系化したデータを『分析』し、『意思決定』に役立てるのです。ビッグデータを活用できなければ、競合企業に置いていかれることになるでしょう」(ニーマット氏)
この中で、ニーマット氏が特に注目するのが「取得」にかかる部分だ。従来は収集しなかったようなデータも含めて、“すべてのデータ”を「取得」し、それを企業の競争力に結びつけようとする動きが加速しているからだ。この背景にあるのが、「NoSQL」と呼ばれる新しいデータベースの登場である。
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