RPAの本質にして盲点。効率化・コスト削減だけじゃない、RPAが「本領発揮」する課題とは
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すべての企業が直面する人材不足、人事課題とRPAの関係
企業が抱えている課題はさまざまあるが、共通する課題を1つ挙げるとしたら、「人材不足」がその筆頭だろう。少子高齢化に伴う労働力不足は、業種・業態・規模に関係なく、すべての企業が直面している深刻な課題である。さまざまな解決策が考えられるが、人事面での施策としては社内の潜在人材を掘り起こすことが挙げられる。特に注目されるのが、シニア/女性/若手だ。「経験豊富なシニアに、若手に技術・ノウハウを継承してもらう」「結婚・出産などのライフイベント後も、女性が働き続けられる環境を整える」「人材の流動性が高まる中、テレワークなどの柔軟な働き方を実現して、若手に長く働いてもらえるようにする」などに取り組む企業は増えている。
ただし、人事的な施策だけで問題を解決するのは困難だ。そこにはITの力が欠かせない。ここで有用なのがRPAであり、大きく3つのメリットがある。
1つは定型業務の自動化だ。繰り返される定型業務を自動化すれば、より付加価値の高い業務に人材をシフトできる。2つ目は業務プロセスを会社の資産にできることだ。RPAを使えば、人の頭の中にある業務手順をデジタル化して会社全体で共有できる。3つ目が民主化だ。これは、現場の従業員が自身で自主的に自動化に取り組むことを指す。
では、RPAの3つのメリットとシニア/女性/若手の活用は、どのようにつながるのだろうか。以降では、具体的な事例を交えながら、その理由をひもときたい。
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