- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
なぜ、攻撃トレンドの変化を把握することが重要なのか
変化するサイバー攻撃のトレンドに対して、組織的に対処していくことを考える場合、どのポイントから対処していけば良いのか悩む企業は少なくない。金融ISAC専務理事/CTOの鎌田敬介氏は、企業のサイバーセキュリティマネジメントにおいて、まず考えるべきは「最新の情勢を正しく把握すること」だと指摘する。たとえば、サイバー攻撃の最新情勢の1つに「フィッシングの急激な増加」がある。フィッシングと言っても、従来のように1回の攻撃で金銭を盗むのではなく、まず盗み取った個人情報からWebメールにアクセスし、その情報を利用して金銭を盗むという多段階的な攻撃が最近では主流になってきているという。また、これまで「フィッシングメールは日本語が不自然」と言われてきたが、昨今は日本語の精度も上がってきており、認識を改める必要がある。
こうした攻撃側の変化に対して鎌田氏は、「確実にサイバー攻撃のトレンドは変わり続けています。セキュリティ管理者はその動向に常に目を向け、組織として広範囲かつ多角的な情報収集や分析の態勢を整えていかなくてはなりません」と強調する。
足元では、ロシアウクライナ問題をキッカケにサイバー攻撃のトレンドも大きく変化しつつある。ここからは、そうしたサイバーセキュリティの最新情勢を紹介しつつ、組織による課題解決に必要なポイントを解説していく。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!