【朝日インテックのRPA事例】パッケージでは対応できない業務自動化、どう対処する?
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急成長を遂げた朝日インテックが直面した“人手不足”
医療機器の製造販売会社である朝日インテックは、カテーテル治療には欠かせないガイドワイヤーなどの素材加工技術に強みを持つ企業だ。元々は、工業用の極細ステンレスロープの分野で独自性を発揮していたが、極細ステンレスロープの製造技術を医療機器であるカテーテルに応用することで医療分野に進出し飛躍的な成長を遂げた。現在、同社が現場の医師と協力して作り上げた高品質のガイドワイヤー製品は、世界110カ国に供給されており、日本をはじめヨーロッパでシェア1位を獲得している。
こうして、実績を積み重ねてきた同社の売上は10年間で4倍、従業員数は3倍、グループ会社数は2倍に増え、同時に東証二部から東証一部へ市場変更も果たしている。
拡大基調にある同社だが、会社の成長スピードに業務改革のスピードが追い付かないという課題を抱えていた。規模の拡大に伴い、処理件数が手作業で対処する量を超えている業務の数が増え、人手不足が顕著になってきた。同社は、いかにこの状況を脱したのか。
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