【事例】3年で売上6割増 雑貨メーカーを変えたのは、海外展開を見据えたシステム刷新
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旧来の基幹システムの限界、グローバル展開が契機に
キントーは、テーブルウエア、キッチン・インテリア雑貨などの、企画から開発、販売までを手掛ける雑貨メーカーである。滋賀県で1972年に設立され、当初は食器の卸売業としてスタート。その後、海外製品を国内で販売したり、自社企画の商品を海外の提携工場で生産し、国内でオリジナルブランドとして展開するようになった。現在、同社のブランドは、国内だけでなく海外にも輸出され、若い年代の層から人気を集めるブランドに成長している。同社の中核製品であるコーヒーカップ、テーブルウエア、食器、タンブラーなどは、さまざまな素材を組み合わせて作られ、機能性に富んだ実用設計の製品として知られているという。
そんな同社の販売・在庫を司る基幹業務システムは、1995年からスクラッチで開発した古いシステムが使われ続けていた。その間に周辺業務も増えたため、情報系のグループウェア、会計や倉庫管理のソフトウェアなどは市販パッケージでまかない、それらを基幹業務システムと接続して利用していたという。「カスタマイズとマニュアルのデータ連携の連続だった」と同社でシステムを担当している取締役の福井 靖氏は語る。
「顧客、マーケット、取扱商品が変わっても、スクラッチの基幹業務システムで何とか20年間対応してまいりましたが、大きな壁にぶつかりました。というのも、2015年ごろから海外に子会社を設立する計画が持ち上がったからです」(福井氏)
同社はグローバル展開にあたり、分散型ではなく、あくまで滋賀にヘッドクォーターを置いて、その統制下で子会社をコントロールしたいと考えた。だが、言語も通貨も会計制度も異なる海外拠点に対して、旧来の基幹システムでは到底ガバナンスを効かせることができない。そこでキントーは新たなERP導入を検討することとなる。
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