Notes/Dominoはこれからどうなるのか IBM、HCLが語ったロードマップ
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「Notes/Dominoは今後3年間で420万ドルの価値をもたらす」
冒頭、壇上に上がった日本アイ・ビー・エム(IBM) コラボレーション&タレントソリューション事業部 事業部長の中島 治氏は、「誕生30周年を迎えた2019年、Notes/Dominoは HCL製品として次のステージに進む」と述べた。1989年に発売されたNotes/Dominoは、メール・カレンダーからアプリケーションの開発まで必要な機能がオールインワンで統合されている。V10では、近年のクラウド・サービスで実現してきた機能に加え、現在のアプリケーション開発に求められる新機能やモバイル対応を実現している。
「2019年2月にはV10の日本語版を出荷しました。そして、まもなくiPad版のNotesクライアントと言える『IBM Domino Mobile Apps』をリリースする予定です」(中島氏)
V10の現状について、すでに2018年第4四半期の3カ月で180社以上が新規にソフトウエア・サブスクリプション&サポート(SS&S)契約を結び、SS&S更新率は9%を超える成長をしている。「多くのお客さまが、Notes/Dominoを再評価し、更新しようと考えている」と中島氏は述べる。
大手調査会社フォレスター・リサーチ(Forrester Research)の発表によると、今後3年間でNotes/Dominoがもたらす財務上のインパクトは、302%のROI(投資対効果)と、420万ドルのNPV(正味現在価値)におよぶと試算している。
・なぜNPVが420万ドルに達するのか、2019年中の計画は?
・HCLバイスプレジデントが語ったこれからの戦略、Notes/Dominoの未来とは
・ハードルの低いアプリケーション開発プラットフォームへの道のり
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