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残業がない職場でも働き方改革が必要になる理由
日本政府が主導となって進めている「働き方改革」。働き方改革では、少子高齢化に伴い生産年齢人口が減少する中で、多様な人材が活躍できる社会の実現を目指している。2018年7月6日には「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(働き方改革関連法)が成立、公布された。労働基準法や労働契約法、雇用対策法などの法律を一括して改正した。働き方改革の機運が高まり、多くの企業が改革に着手しているが、佐藤氏は「働き方改革の本質を十分に理解し、実践できている企業数はわずか」と指摘する。その理由は、ほとんどの企業が「長時間労働の解消」という意味でしか働き方改革を捉えていないことにあるという。たとえば、「20時以降の残業は禁止」することで残業が削減できても、「20時までは残業できる」と受け取られてしまう恐れがあり、働き方改革には繋がらない。
佐藤氏によれば、残業がない職場でも働き方改革が必要になる。それは「仕事が終わらなければ残業すればいいという『安易な残業依存体質』を解消することが重要ためです。長時間労働の是正というのは、その第一歩にしか過ぎません」と語る。
安易な残業体質を改善するためには「従業員が時間意識を高く持ちメリハリをつけて働ける環境づくり」が重要となる。「ただ『残業するな』と指示を出すだけでは不十分です。健康を害するような過度な長時間労働の解消は必要ですが、必要な残業もあります。残業を一律に禁じることも問題です」と佐藤氏は説く。
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