「働き方改革」を生きた改革にする、IT環境の作り方
IT部門はどうアプローチすべき?
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多様化・柔軟化する働き方をIT部門はどう支えるか
超高齢化社会を迎える日本では、2020年までに、平成初期(1989年~1995年)生まれのミレニアル世代を含めて、5種類の異なる世代が一緒に働くようになるという。また、ミレニアル世代の75%は、会社を選ぶ際、その会社で採用されている技術を選定基準にする。さらに、2026年までにグローバルで89%がモバイルを使った働き方に移行し、2020年には7億人のユーザーが企業のソーシャルネットワーキングを通じて、協同で働くようになる。
これらのデータが意味するところは、「ITリテラシー、考え方、働き方の異なる多様なユーザーが、働く場所やITを選択できる時代に突入しているということ」だと、日本アイ・ビー・エム GTSデジタル・ワークプレース・サービス事業部 コンサルタント 日高 直樹氏は指摘する。
こうした時代には、IT部門に次のような3つのチャレンジが要求される。
そこで重要になるのが、モバイルやAI(Watsonなど)が進化した時代に求められるIT環境、「デジタル・ワークプレース」だ。
「デジタル・ワークプレースは、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、あらゆる人と協働できるIT環境であり、あらゆる人が効果的にコラボレーションを活性化し、イノベーションを生み出せる場のことです」(日高氏)
現在、多くの企業が「働き方改革」に取り組んでおり、IT環境の改善を検討している企業も少なくない。しかし、実際の現場では、次のような課題を指摘する声が聞こえてくる。
・働き方改革のツールは導入されたが、何のための取り組みかが理解されて
いない
・数年前にタブレットが全社導入されたが、利用者は1/3以下だ
・社員の働き方が多様化している中、提供しているITが陳腐化し、満足度が
低下している
日高氏は、こうした課題が発生する原因を、「ユーザー視点の欠如にある」と、次のように説明する。
・働き方が多様化する中、社員へ提供するITはユーザーを起点に検討するこ
とが重要
・複雑化・多様化したIT環境を運用・改善していくためのポイント
・1回だけで終わる取り組みではない、PDCAのサイクルをいかに回すか
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