単なる「移し替え」は失敗のもと! クラウド移行を成功させる秘訣とは
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多様化するアプリケーションをクラウドでどう扱う?
クラウドのメリット・デメリットが周知された昨今、社内のITシステムや業務アプリケーションのクラウド移行が加速している。F5ネットワークスが2017年3月に公開した「2017年版 アプリケーション・デリバリの状況(2017 State of Application Delivery)」によると、調査対象者の約80%が「すでにハイブリッドクラウドを活用している」という。また、32%が「年内にパブリッククラウドのIaaSソリューションを採用する」と回答し、20%が「半数以上のアプリをクラウドへ移行する予定」と回答している。同調査は、F5ネットワークスが擁する全世界の顧客2000人以上を対象に実施したものだ。回答者の業種は政府機関や金融サービスをはじめ、IT企業、教育などであり、職種もシステム基盤、ITセキュリティ、アプリケーション開発、DevOpsに従事するエンジニアから経営層までをカバーしている。
さらに同調査では、企業がクラウドへの移行で期待している点として大きいのは「増加し続けるアプリケーションサービスへの対応」であることも明らかになった。
企業のデジタル変革が進む中で、利用されるアプリケーションサービスの数も、当然ながら増加している。実際、2016年には平均11だったその数が、今日では14になっているのだ。
こうした状況で、企業のビジネスを支えるクラウド環境に求められるのは、多様化したアプリケーションを安全・安心して利用できることだ。ビジネスの成長に合わせて迅速かつ柔軟にスケールアウトし、可用性が確保できる環境の確立が、企業の将来を左右するといっても過言ではない。
では、ますます複雑になっている既存のアプリケーションをどうやってクラウドへスムーズに移行し、管理するのか。プライベートクラウドにしろ、パブリッククラウドにしろ、一貫したポリシーのもとでアプリケーションを安全に稼働させるには、“単なる移し替え”だけでは失敗する。マルチクラウド環境でアプリケーションを「適切に管理」するためには、いくつかのポイントを押さえておきたい。
・マルチクラウド環境で管理はさらに大変に…ベンダーロックインの危険も
・クラウドとアプリケーションの一元管理を実現する“ハブ”
・マルチクラウド環境の包括的管理を実現する“解”とは
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