• スペシャル
  • 2011/04/11 掲載

PDCA サイクルで BI 活用を劇的に促進! Excel で始め SQL Server で深める企業データ分析 【前編】(3/3)

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

SQL Server 2008 R2の Reporting Services ならレポートの共有も簡単

 Excel はデータの操作性に加えグラフの表現力にも優れており、データ分析に有用なソフトウェアです。しかし Excel だけでは、解決の難しい問題もあります。たとえば作成したレポートを組織で共有しにくい点も、課題の 1 つでしょう。

 こうした問題を解決するのが、SQL Server です。SQL Server の Reporting Services を利用すれば、SQL Server にデータを蓄積し、Web ブラウザーをフロントとして、レポートを共有・公開できます。なお最新版では、レポートの作成がウィザード形式で簡単にできるようになっています。

画像
図5■表示されたレポート

 Reporting Services を利用すると、Excel で作成する棒グラフ、円グラフ、2 軸のグラフ、散布図、レーダー チャート、シグナル表示などもすべて作成可能です。

 さらに Reporting Services の特長として、いわゆる「ダッシュ ボード」を作ることができます。ダッシュ ボードというのは、1 つの Web ブラウザーの画面に複数の表やグラフを混在させながら、1 画面で概要がつかめるようにするものです。Reporting Services の場合、ウィザードで作った 1 つ 1 つのレポートや表を、共有レポート パーツとして登録することができます。登録した共有レポートパーツを配置することによって、最終的に複数のグラフや表が 1 画面にきれいに配置されたダッシュボードを作成できます。

画像
図6■ダッシュボード形式のレポート

 いかがでしたか。ここでは DO フェーズでのデータ分析手法、Excel 2010 の機能、SQL Server 2008 R2 の機能を紹介しましたが、実際のセミナーでは、以下の表のように CHECK フェーズ、ACT フェーズ、PLAN フェーズ’についても詳しく解説していきます。興味を持たれた方はぜひ、セミナーへご来場ください。

表2■PDCA サイクルとデータ分析手法と MS テクノロジ
フェーズデータ分析手法Excel 2010
の機能
SQL Server 2008 R2
の機能
DO推移、比較、内訳、順位、
関係、シグナル表示
グラフ、条件付き書式Reporting Services
CHECKスライシング、ドリルダウン&ドリルアップ、
ドリルスルー
ピボットテーブルPowerPivot
ACTクロス分析、相関分析、回帰分析データ分析アドインデータマイニング
アドイン
PLANシミュレーションWhat-If分析、ソルバーAnalysis Services




       
 
 

難しそうなイメージが先行している BI ですが、Excel で大半が可能で、高度な分析も SQL Server でできてしまうなど、今やそれほど高いハードルではないことがおわかりいただけたかと思います。マイクロソフトなら、専門的な知識を必要とせず、だれもが自分自身で自由にデータを活用できる「Self - Service BI」を実現できます。この今までにない身近な BI を、実際に体験できるサイトをご用意いたしました。
この体験サイトでは、たくさんのレポートサンプルを「見る」ことができ、インストールから作成方法まで、ていねいな解説付きで実際にレポートを「作る」こともできます。また、BI の活用事例なども紹介しております。ぜひアクセスして、新しい BI を体験してみてください。



 


関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます