「AI時代」の入退室管理はなぜスゴイ? その活用法が「多岐にわたる」理由
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工事現場もイベント会場も頭を悩ませている“入退管理”問題
まず建設業では、現場が工事期間限定であることや場所が頻繁に変わるため、有線インターネットを引き込むには手間やコストがかかり、結果として紙ベースでの勤務管理が主流となっている。
この方法では、入退管理のために専用の管理者を配置しなければならず、作業者も日々名前を記入する必要があるなど煩雑な手続きが必要になる。そのため、労働力や時間の無駄が発生し、業務効率が著しく損なわれているのが現状である。
一方、エンタメ業では、特に数万人規模のイベントにおける入退管理が大きな課題となっている。入場待ちの時間が長くなると、観客のストレスが高まるのに加えて、会場での物販などの収益機会が減少し、業界全体の収益にも影響を及ぼすことになる。
さらに、会場の多くが原状復帰を求められるため、専用の入退ゲートを設置するのは納期・コスト面でのハードルが高く、現状は入退管理用の人員を臨時で雇用して対応しているケースが多い。とはいえ特定期間のみのアルバイト募集は制約が多く、人手不足が深刻な状況でもある。また、近年はチケットの不正転売の防止も課題となっており、正規の入場者のみを効率的に管理できるシステムへのニーズが高まっている。
こうした状況を受けて、建設業とエンタメ業それぞれのニーズに対応しつつ、利便性と効率を大幅に向上させるにはどのような環境が必要なのか? 本稿で解説する。
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・建設現場の入退管理デジタル化がDXの第一歩に
・大規模イベントのスムーズな入場とチケットの不正転売対策を両立
・さらなる進化へ!さまざまな社会課題を解決するAI顔認証の可能性
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