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生成AIの登場よって、サイバーセキュリティの分野で新たな問題が生じている。生成AIの作成する攻撃プログラムによって、サイバー攻撃が巧妙化している現状もある。また、AIそのものが攻撃対象となるケースもでてきた。AIとセキュリティとの間にはさまざまな関係が存在しているのだ。東京電機大学名誉教授の佐々木良一氏が、AIとサイバーセキュリティとの関係を整理し、「AIの反乱」の可能性など生成AI時代のセキュリティ対策について解説する。

生成AIの登場によって考えるべきセキュリティとの4つの関係

 生成AIの登場によって、さまざまな分野で大きな変化が起こっている。サイバーセキュリティへの影響はかなり大きい。生成AIが大きな恩恵をもたらす一方、悪用されるケースも増えているからだ。

 これまでにはなかった新しい技術の登場によって、新たな課題や問題が生じている。その変化に対応していくためには、まず現状を整理し、正しく把握する必要があるだろう。AIとセキュリティの間には、4つの関係が存在する。東京電機大学名誉教授の佐々木良 一氏は、その4つについてこう説明する。

「AIとセキュリティの間には、次の4つの関係があります。1つ目が『Attack using AI』で、AIを利用した攻撃、2つ目が『Attack by AI』、つまりAI自身による自発的な攻撃です。3つ目は『Attack to AI』、AIへの攻撃で、4つ目が『Measure using AI』、AIを利用したセキュリティ対策です。この4つを分けて議論することで、生成AIの普及によって、注意すべき点についての理解が深まるのではないかと考えます」(佐々木氏)

 この4つの分け方で興味深いのは、AIは攻撃する側に利用されることもあれば、攻撃される対象にもなりうることである。生成AIの登場によって、サイバーセキュリティに関して、留意すべきことが増えているのだ。AIによって生じるリスクやその影響について、解説していく。

この記事の続き >>

  • ・サイバー攻撃が進化、生成AIの普及によって生じる「技術的リスク」とは
    ・生成AIの進化がもたらす「ディープフェイク」を大学教授が徹底解説。
    ・もはやSFの世界ではない、「AIの反乱」の可能性についての考察

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