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  • 2024/05/10 掲載
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知られざるAI「7つの問題点」、セキュリティ対策“結局は人頼み”と言える納得理由

急激な進化を遂げているAIの存在は、もはやどんな業種・規模の企業であっても無視できないものとなっている。その一方、ディープフェイクなどに代表されるように、セキュリティの観点からは、これまでよりも一層注意深い対策が企業に求められるようにもなる。AI時代に必要なセキュリティ意識とは何かを、大阪大学の猪俣敦夫教授が解説する。

「AI時代」のセキュリティの在り方とは

 どの企業であっても、自社が持つ「個人情報」の漏えいは企業や組織を再起不能に陥れかねない。関与するスタッフの人為的ミスも避けたいが、身代金要求などにも発展しかねないサイバー攻撃は、セキュリティの観点からは最も避けたい事態だ。

 個人情報漏えいについては、2014年に通信教育大手の企業で発生した事例は記憶に新しい。この事件について、流出したのが子どもの個人情報だったことが、ひときわ注目された背景にあると指摘するのは、大阪大学教授であり、同大学サイバーメディアセンター副センター長およびCISO(最高情報セキュリティ責任者)を務める猪俣敦夫氏だ。

「TTL(Time To Live)とは、ネットワーク内でデータが生存する時間のことですが、情報それ自体にもTTLがあります。とりわけ、子どもを含む若い人の情報はTTLが長く、より重要なものであったことが、この事件を重大なものにしました。この例からも分かるように、情報に対する感覚をこれまで以上に敏感にアップデートしながら、セキュリティを自分事として考えなければならない時代が来ています」(猪俣氏)

 さらに近年は、AIの発達によりセキュリティを取り巻く環境はより複雑性を増している。AIが提示する情報の正しさや出典なども含め、人間はこれまで以上にさまざまな側面からセキュリティを検討しなくてはならないのだ。

 では、AI時代にセキュリティ対策を実践していくためには、具体的にどんな意識が必要なのだろうか。

この記事の続き >>

  • ・AIに関する「ある誤解」
    ・知っておきたいAI「7つの問題点」
    ・「AI時代」に「人の信頼関係」が重要になるワケ

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