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  • 2023/11/02 掲載

RPAの先…ハイパーオートメーション「攻めのDX」はこう推進、適用ステップを解説

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複数のツールや技術を組み合わせて、ビジネスプロセス全体を自動化する「ハイパーオートメーション」は、DXの観点を含んだ企業の成長のための「攻めの自動化」である。DXを推進する中で生じる課題を明らかにし、ハイパーオートメーションを用いたDXを実現するための手法について解説する。
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ハイパーオートメーションで業務プロセスの自動化・効率化を実現する方法とは?
(Photo/Shutterstock.com)

ハイパーオートメーションは企業の成長のための「攻めの自動化」

 ハイパーオートメーションとは、複数のツールや技術を組み合わせてビジネスプロセス全体を自動化することを目的とした取り組みで、2019年にガートナー社が提唱を始めた。

 ハイパーオートメーションの定義は変遷している。2020年の時点では「複数のテクノロジーを組み合わせて一連の仕事を実行する概念と実装」と定義されていた。2021年になるとそこに「ビジネス主導の」という言葉が入り、2022年には「成長の加速とビジネスのレジリエンス向上」というキーワードが入ってきた。この変遷から、ハイパーオートメーションは単に複数のテクノロジーを組み合わせて業務全体の自動化を行うものではなく、DXの観点を含んだ企業の成長のための「攻めの自動化」だといえる。

 ハイパーオートメーションに用いられるテクノロジーの例としては、RPA、LCAP、iPaaS、AI/MLなどが挙げられる。LCAPはローコード/ノーコードで素早くアプリケーション開発を行うプラットフォームだ。またiPaaSは、複数のクラウドアプリケーションや業務システムを、API連携によって統合するサービスだ。

 ハイパーオートメーションとDXは、目的やスコープは異なるが、最終的なゴールは同じであるため、ハイパーオートメーションはDXの一部と位置付けられている。ハイパーオートメーションを用いて、効果的にDXを実現するためにはどうすればいいのだろうか。

この記事の続き >>

  • ・ハイパーオートメーション導入の4つのメリットと適用ステップ
    ・データドリブンで効率的なカスタマーサクセスを実現した事例
    ・FAQの拡充における課題を解決し、FAQの公開件数が3倍に
    ・スモールスタートで継続的な改善を続けることが重要

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