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  • 2023/12/25 掲載
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日本航空(JAL)では、2011年からパイロット訓練の記録管理のアプリの開発を、ノーコード・ローコードで開発してきた。その仕組みが航空業界のあり方を変え、現在ではその管理方法が国の制度として認められている。アプリ開発の経緯や、ノーコード・ローコード開発のポイントについて、同社の運航訓練部 A350訓練室 飛行訓練教官 和田 尚氏に話を聞いた。

航空業界を変えた、JAL独自開発のアプリ

 JALには、約2000人のパイロットが在籍し、年々進化する飛行機の機材や複雑化する運航の形態に対応するべく、訓練や審査、試験を受ける。以前までは、保管される訓練のデータはその実施に関する内容が主であり、またデータ活用のための制度も整理されてなかったため、パイロットの能力の客観的な分析が十分にできていなかった。

「自社の弱み・強み、改善点を把握し、自分たちの運航をより良くするための分析ツールが必要だと感じたことが、パイロット訓練の管理アプリ開発のきっかけです」(和田氏)

 JALは、2011年から記録管理アプリの開発を開始した。試行錯誤の結果、現在では記録管理アプリを用いた管理の方法が国の制度として認められ、日々の訓練や審査のデータを航空局と共有している。

「現在、日本には6000人強のパイロットがいますが、3人に1人は我々が作ったシステムを活用しています。会社を超えて業界全体を良くしていくものになったのは、大変うれしいことです」(和田氏)

 以降では、航空業界を変える記録管理アプリを開発したJALが考える、ノーコード・ローコード開発のポイントについて解説する。

この記事の続き >>

  • ・なぜ日本航空の現場主導アプリ開発は成功したのか?
    ・何度もシュートを打つこと…アジャイル開発の重要性
    ・ノーコード・ローコード開発で知っておきたい、8つのポイント

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