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ゼロトラスト移行における7つのポイント
サイバーセキュリティの専門家である東洋大学情報連携学部准教授の満永拓邦氏は、近年のゼロトラスト移行の潮流について、次のように語る。「近年多発しているリモートワーク環境を狙うサイバー攻撃に対抗する方法として有効とされるのがゼロトラストですが、導入に際しては、正しくゼロトラストを理解しなければ効果を発揮できません」(満永氏)。
NIST(米国国立標準技術研究所)のガイドライン「SP800-207 ゼロトラスト・アーキテクチャ」におけるゼロトラストの定義は、「基本的な7つの考え方のもと、すべてのデバイス、ユーザー、通信を監視し、認証・認可を行うこと」となっている。この「7つの考え方」はやや抽象的な表現となっているため、満永氏は具体的なポイントを以下のように解説する。
(1)クラウド上や業務アプリ内などの情報資産管理をできているか
(2) 境界防御のように内部NWだから平文通信を認めるとかダメ
(3)1度の認証で長期間キャッシュはダメ
(4) 「なりすまし」の被害を受けないように、リスクベースでリクエストを見極めよう
(5) 認証を強くしても端末や機器が侵害されれば検知は厳しい
(6) IDとPasswordの認証は、なるべく控えよう
(7) ログ監視をしっかりしよう
それでは、この7つの要件を満たす環境は、どのように構築すれば良いのだろうか。ここからはゼロトラスト実現の手順を解説する。
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